サッカーワールドカップ/ロシア<2018>への予選が終わり、出場32ヵ国が決定しました!
もちろん日本も出場が決定しています。
日本は先日も欧州遠征で、ブラジル(1-3)、ベルギー(0-1)と闘い、世界との差を実感する結果となりました。
これが本番だったと思うとゾッとしますね。
この結果をうけて、2018/6の本戦まであとわずかだというのに、ハリルホジッチ監督を交代した方がいいなんて記事も出ていました。
そして、今回の欧州遠征には招集されなかった、本田、香川、岡崎といった世界で戦うプレーヤーの存在というものが改めて考えさせられる結果にもなったのかもしれませんね。
ですが、ワールドカップは待ってくれません。
2017/12/1には運命のロシアW杯組み合わせ抽選会が行われます。
そこで今回は、そんな組み合わせ抽選会のルールや出場国をまとめて、そこからわかる組み合わせの予想や想定をしてみたいと思います。
サッカーロシアW杯/2018の抽選会のルール
では抽選会の仕組みはどうなっているのでしょうか?
分かっているようで意外と分かっていないといった人も多いのでは。
抽選日は先ほども触れたように、2017/12/1に行われます。
抽選会場は、ロシア(モスクワ)になります。
そしてその抽選方法は、以下のようなルールに乗っ取って行われます。
・2017/10/16日付のFIFAランキングで上位から第1~第4の4つの組に分ける
・ロシアは開催国の為、第1の組に入る
・ヨーロッパ以外の大陸チーム同士は同じグループ(重複)に入ることはない
抽選会こういったルールのもとに行われます。
では、「2017/10/16日付のFIFAランキングで上位から第1~第4の4つの組に分ける」とある、「2017/10/16日付のFIFAランキング」をみていこうと思います。
サッカーロシアW杯/FIFAランキング
これが出場国および出場の可能性がある国の10/16付けFIFAランキングになります。
ここから出場が決まった32チームを抜粋し、各ポット(組)ごとに分けていきたいと思います。
サッカーロシアW杯/ポット表
第1 | ロシア、ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランス |
第2 | スペイン、ペルー、スイス、イングランド、コロンビア、メキシコ、ウルグアイ、クロアチア |
第3 | デンマーク、アイスランド、コスタリカ、スウェーデン、チュニジア、エジプト、セネガル、イラン |
第4 | セルビア、ナイジェリア、オーストラリア、日本、モロッコ、パナマ、韓国、サウジアラビア |
上位から振り分けていくと、このようになります。
日本は第4ポットに配置される結果に。
同じアジアでは最上位のイランが唯一、第3ポットに食い込むことができました。
出来れば日本も第3ポットに入りたいところでしたね。
そして今回のW杯には、イタリア、オランダといったW杯常連国が予選敗退するといった結果に。
ヨーロッパのワールドカップ予選を勝ち抜くことがいかに大変かということが、こういった結果からも見てとれますね。
サッカーロシアW杯/2018組み合わせ予想
ここでは抽選会に先だって、サッカーロシアW杯/2018の組み合わせを、ルールのポイントを考慮しながら、想定していきたいと思います。
まず注目点としては、ヨーロッパ大陸チーム以外は重複しないといった点です。
日本を中心にみていきましょう。
第1、第2ポットにはアジアのチームはいません。
第3ポットにはイランがいます。
第4ポットには日本、オーストラリア、韓国、サウジアラビアと4チームが顔を揃えます。
ここからわかることは、少なからずイランはこの第4ポットに入っているアジアチームとは同じ組にはならないということです。
なので、
第一ポット |
第二ポット |
イラン |
セルビア、ナイジェリア、モロッコ、パナマ |
イランは必然的に、上記のどこかのチームとあたるということは確定しています。
次に第1、第2ポットに目を移していきましょう。
第1ポット:ロシア、ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランス
第2ポット:スペイン、ペルー、スイス、イングランド、コロンビア、メキシコ、ウルグアイ、クロアチア
となっています。
注目すべきはやはりヨーロッパ以外の大陸チームは同じグループにならないといった点です。
赤字で表示した国が南米のチームになります。
南米は5チームすべてが第1、2ポットに属しています。
なので、こういった組み合わせが確定します。
ブラジル、アルゼンチン |
スペイン、スイス、イングランド、メキシコ、クロアチア |
第3ポット |
第4ポット |
もしブラジルorアルゼンチンがメキシコと同じ組になった場合は、第3、第4ポットでヨーロッパ、アフリカ、アジアの中から2チームとなるので、第一ポットのブラジルorアルゼンチンにとっては、グループリーグ突破が比較的緩くなる可能性があるのではないかと。
ただし2位争いはし烈を極めるというか、ブラジルorアルゼンチン以外の3チームには、どのチームにもグループリーグ突破の可能性が見えてくるのではないでしょうか。
そして第2ポットに目を移すと、ヨーロッパの強豪、スペイン、イングランドが位置しています。
特にスペインが第2ポットというのは脅威なのではないかと。
ヨーロッパは同じグループになる可能性があるので、例えばドイツ⇔スペイン、ポルトガル⇔スペイン、はたまた、ブラジル⇔スペインといった組み合わせも十分に考えられるということです。
なので、第3ポット以下のチームにとっての組み合わせの肝は、第2ポットにあるといっても過言ではありません。
第2ポットのスペイン、イングランド、ウルグアイ、コロンビアといったチームが入っているグループに第3ポット以下のチームが入った場合は、限りなくグループリーグ突破が遠のくといった感じです。
そして考え方としては、もし上記なようなグループにイランが入ってくれると、第4ポットはアジアのチームは入ることができなくなるので、回避することができます。
ですが、可能性は1/8なので、厳しいに越したことはないですね。
あと今回は、第4ポットにもヨーロッパ予選を勝ち残ったセルビアが控えているので、毎回言われている壮絶なグループが出来る可能性が高いのかなとも思われます。
ともかく日本としては、第4という一番下のポットなので、上のポットの組み合わせを祈るのみですね。
こんなラグの上でサッカー観戦したら、気分も盛り上がるかもしれませんね。
サッカーロシアW杯/まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、サッカーロシアW杯/2018の組み合わせ予想と、抽選会のルールについてまとめていきました。
ポイントとしては、
・ヨーロッパ以外の大陸チームはグループが重複しない
・注目は第2ポッドのスペイン
・日本からすると、スペイン、イングランド、コロンビア、ウルグアイ、のグループは避けたい(これは日本に限らずだと思われる)
・第4ポットにヨーロッパのセルビアがいる
といったところが肝になるのかなと思われます。
W杯に出場してくる国はどこも強豪なのは言うまでもありません。
特に日本としてはランキングも実力も上のチームばかり。
どのグループに入ってもやることは勝つだけ。
だからどのグループというのは関係ないという考え方もあるかもしれません。
ですが、まず第一の目的がグループリーグ突破だったらどうでしょう。
強豪ばかりのチームの中でも、このチームだったらまだやれるのでは?といったグループに入った方が、グループリーグを突破できる可能性は少なからずかもしれませんが、上がると思っています。
あとは運次第。
出来れば期待の持てそうな組に入ってくれると、楽しみがより一層増しますね。
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