あなたは長期休みといったら何を思い浮かべますか?
旅行に行ける、実家に帰省する、家でゆっくりするなどなど、さまざまだと思います。
でもそこで毎年といっていいほど決まって目にするものがあります。
それが道路渋滞です。
年末年始、GW、お盆といったような長期休暇には必ずといっていいほど耳にしますよね。
僕も田舎に帰省する際には、道路渋滞や日にち、時間帯を気にしながら、高速バスにしようか電車にしようかなんて毎回考えてます。
そこで今回はそんな道路渋滞の発生原因や、いつだったら空いてるの?
そしてもし渋滞にハマってしまった場合の暇つぶし方法なんかをご紹介していきます。
道路渋滞ってなんで起きるの?
そもそも道路渋滞ってなんで起こるの?ってことですよね。
だって渋滞が起きなければこんなこと考えなくていいわけですし。
でも決まって起きちゃう渋滞を解明していきます。
道路渋滞の定義
NEXCO西日本の高速道路における渋滞とは、時速40km以下で低速走行、あるいは停止発進を繰り返す車列が1km以上かつ15分以上継続した状態を指します。
渋滞原因解説 - 対策内容|NEXCO 西日本の高速道路・交通情報 渋滞・通行止め情報NEXCO西日本、西日本高速道路、渋滞原因解説 - 対策内容のご案内です。
これをみると渋滞って時速40キロ以下で走行する車が1キロ以上or15分以上続いた場合を渋滞っていうそうです。
てことは、よく見る長期休暇等の帰省ラッシュの渋滞って相当酷いんだなって思いますよね。
道路渋滞の種類
道路渋滞にも種類があるって知っていましたか?
渋滞なんてどれも一緒という概念からちょっと深堀してみましょう。
2.工事の規制に伴って発生する「工事渋滞」
3.交通事故によって発生する「事故渋滞」
一般的な渋滞といったら「交通集中渋滞」だと思います。
これは全国における全渋滞の約64%を占めているそうです。
道路渋滞のメカニズムとは?
渋滞の発生するポイントは5つあります。
ここからはその5つを順にお伝えしていきます。
上り坂及びサグ部 【交通集中渋滞の約58%】
約6割がこの下り坂から上り坂にさしかかる所の「サグ」と呼ばれるところでの渋滞です。
道路がずっと平らだったらいいんですが、どうしても下り坂や上り坂が出来てしまいます。
そのような所では気付かないうちに速度低下してしまう車があり、後続の車との車間距離が縮まることから、次々に後続の車がブレーキを踏むことになり、渋滞が起こります。
これが上り坂およびサグ部の渋滞になります。
トンネル入り口部 【交通集中渋滞の約20%】
トンネルにさしかかった際に、トンネル入り口部の暗がりや圧迫感により、一時的に速度が低下してしまう車があり、後続の車との車間距離が縮まることから、次々に後続の車がブレーキを踏むことになり、渋滞が起こります。
人間の心理的に仕方がないのかもしれませんね。
インターチェンジ合流部 【交通集中渋滞の約14%】
インターチェンジから入ってくる車の合流に伴い、一時的な交通容量の不足により渋滞が起こる。
合流してくる車がいるってことは車が増えますし、合流で本線を走っている車もスピードを落としますからね。
料金所 【交通集中渋滞の約1%】およびその他 【交通集中渋滞の約7%】
料金所での一旦停止に伴い、一時的な交通容量の不足により渋滞が起こる。
その他によるものはこれといった原因なく起こってしまうものになります。
最近はETCが導入され、だいぶ料金所での渋滞は解消されましたが、それでもETC不搭載車やETC通過時の減速により渋滞が若干あるようです。
道路渋滞を避ける方法や空いてる時間帯は?
こちらがNEXCO中日本の「渋滞を減らし隊キャンペーン」です。
内容は、過去の統計をとって空いている時間帯に走ってもらえれば抽選でキャッシュバックしますよといったものになります。
比較的空いている日にちや時間帯は上記のようになります。
ご覧になっていただければわかりますが、やはり深夜から早朝は快適そうですよね。
あと、日にちを選べば意外と日中でも空いてるときがあるんです。
なので、ファミリーや深夜から早朝の運転はちょっとなんて方は、日にちで狙ってみてもいいとのでないかと。
ぜひこの写真を参考に、毎年の長期休暇に当てはめ、帰省等の考察に役立てていただければと思います。
道路渋滞にハマってしまったときの暇のつぶし方
僕は車で本を読んだりすると車酔いしてしまうタイプなので、あまり車での読書はおすすめしません。
統計的にも、車で活字を読むと車酔いしてしまう人が多かったり、身体的にも車酔いしやすい傾向にあるようです。
そこでここではこんな暇つぶしはどうかな?といったものを紹介していきます。
スマホでたまっていた用事を済ませる
今はスマホがあれば振り込みだったり、たまっていた調べものなんかも簡単にできちゃいます。
そしてメールの返信だったり、普段なかなか連絡をとれていなかった友人にLineしてみたりと。
意外と文章を考えていると時間があっという間だったリ、友人と連絡をとることによって、新たな発見が待っているかもしれません。
運転手さんの話し相手になってあげる
運転手さんにとって渋滞は眠くなりやすかったり、退屈で普段普通に走っているときよりも疲れてしまうものです。
そこで運転手さんと最近の話題についてどう思うかなど、普段だったら話さないような話題で話してみるのも面白いかもしれません。意外な一面がみえたりするかも。
あとゲームなんかもいいですね。
古今東西や山手線ゲーム、お題をきめて単純なしりとりなんかも意外と盛り上がります。
いくつになってもゲームは面白いものですからね。
他の車のナンバーに眼をやってみる
長期休暇は遠出をする方が多いと思います。
そんなときにふとナンバーに眼をやるとあまり見慣れない地域のナンバープレートがあったり、これなんて読むんだろう?なんてものにも遭遇したり。
それを調べてみたり、みんなで行ったことあるなどの話題にしてもいいですね。
寝る
運転手さんには悪いですが、ただただ寝ます。
意外と起きた時には目的地の近くだったりw
ごめんなさい、運転手さん。
道路渋滞の解決策は?
NEXCOでもネットワークの強化(高速道路を増やす)や車線数の増設、ETC利用率向上による渋滞の緩和などで、渋滞を少しでも解消しようと対策をしています。
そしてほかの分野からもいろいろな解決策が出ています。
その中で僕がいいなと思う解決策は、自動運転で全車同じ速度で走る。というものです。
これは、要は電車みたいなもんです。
車両を連結させずに同じスピードで走ります。そうすることで一定の間隔でずっと同じスピードで走ることが出来るので、ここの箇所で詰まるといったことがだいぶ解決されるのではないでしょうか。
ただそれにはあともう少し、技術の進歩と安全性が必要ですね。
それと全車に自動運転が搭載されないと根本的な渋滞解消にならないので、そういった面でも、もう少し時間が必要になってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
道路渋滞の発生原因には4つのポイントがあり、「サグ」といわれる場所での渋滞が一番多いことが分かりました。
そして道路渋滞を避ける方法や空いてる時間帯としては、深夜~早朝の時間が快適で、日にちを選べば日中でも意外と大丈夫なんて日があることもわかりました。
退屈な渋滞を有効活用する方法、渋滞の解決策もご紹介しましたが、これ以外にもたくさんアイデアや意見はあると思います。
道路渋滞が解消されるのが事故も減り一番いいんですが、もし渋滞にハマってしまったときは、それはそれで受け入れて、その時間を逆に楽しんだり、有効利用して普段だったらしないようなことをしてみるのもいいのかもしれません。
なにはともあれ事故をせず、目的地に無事に到着することを願っています。
くれぐれもお気をつけて、行ってらっしゃい。
コメント