先日、こんなタイトルのニュースが話題になりました。
【他人事じゃない】スマホゲームに夢中の女性、1日中遊んだ後に失明してしまう
とうとう現実に、スマホで失明してしまった人が出たとのこと。
簡単に内容を説明すると、もともと女性にこれといった目の疾患はなかったという。
ただ半年くらい前からあるスマホゲームにハマり始めて、平日は仕事以外の時間、寝る間も惜しんでゲーム。
休日には、朝から夕方までゲームをし、一休みして、また夜から翌日の明け方までゲームをやっていたという。
この内容を聞いて、「いやいや、ゲームし過ぎでしょ」と思われた方がほとんどではないでしょうか?
私ももちろん思いました。
ただこの出来事が起きたのが、中国ということを聞き、まぁなくはないかと思ったいっぽうで、デマとも疑ってしまいました。
そして結果として、片方の目が永久失明と診断されたという。
その診断をうけた女性は取材に対して、
「こんなことになるなんて…」
とコメントしていたという。
そこで今回は、この失明が起こってしまった詳細と、その失明に至る原理、そして失明で後悔しない為の対策をお伝えしていこうと思います。
スマホ失明に至るまでの一部始終
では今回、こんな悲劇が起こってしまった経緯の一部始終をお伝えしていこうと思います。
過去にはスマホのし過ぎで一時的に目が見えなくなってしまったというのは聞いたことがありますが、まさか本当に失明してしまうなんて…
こうならない為にもしっかりと要因をみていきましょう。
まずこの女性がスマホゲームにハマり始めたのが、約半年前だという。
おそらく始めはそこまでじゃなかったと思いますが、次第にエスカレートしていってしまったんだろうと思われます。
そしてこの女性の仕事が、パソコンでのデスクワークが主だったという。
仕事でかかる目への影響も少なからずあったでしょうね。
私もパソコンを長時間やっていると、その時もそうですが、後にどっと疲れが出ることが多々あります。
この女性は途中で目への異常を感じなかったんでしょうかね。
普通だったら何かしら気づきそうなものですが。
おそらく目の異常を感じるよりも、ゲームへの依存の方が強くなってしまったのでしょう。
そして失明は突然やってきます。
その日はちょうど休みで、夕方に一休みして、またゲームをやろうとした際、片目が見えないことに気づき、病院に駆け込んだという。
病院に駆け込んだ時には時すでに遅しで、手遅れといった状態とのこと。
痛みとかそういった症状がなく、前触れなく失明してしまうなんて恐ろしすぎますね。
スマホ失明が起こる原理
ここではスマホ失明が起こるメカニズムについてお伝えしていきます。
今回この女性についた最終的な診断名は「網膜動脈閉塞」という病名でした。
この病名を調べてみると、目にある網膜へつながる動脈(血管)が詰まってしまい、網膜に栄養がいかなくなり、失明にいたるという疾患。
ちなみに網膜は光をつかさどる器官です。
なので、気づいた時には目の前が真っ暗になってしまうという症状=失明となる。
目を酷使することで、目の周辺の筋肉が硬くなり、まばたきも減り、血流も悪くなる。
そして血管が詰まってしまったという結果が待っていたということ。
原理はちょっと考えると確かにと思ってしまいますね。
スマホ失明にならない為の対策
ここからは、そんなスマホ失明という後悔をしない為の対策をお伝えしていこうと思います。
なってしまってからでは遅いですし、スマホ失明までいかなくとも、目の為に対策はしておいて損はないかと思います。
スマホ失明/対策その1
長時間のPC、スマホ等のデジタル機器の使用を避ける
これに関しては言うまでもないですよね。
先ほどの女性がいい例というか、ちょっと異常なレベルですが…
やはり目にかかる負担は短い時間であればそうでもないかもしれませんが、小さな負担でもそれが積み重なれば、大きな負担へと変わっていきます。
なので、出来るだけ長時間の使用は避け、どうしても長時間使用しなければならないということであれば、合い間合い間に小休憩をとりながら、目の血流を改善させるといったことが大事になってきますね。
ただ逆を返すと、それくらいやらないと失明しないともとれます。
ただ失明はしないにしても、視力の低下やそのほかの疾患につながることは十分にあり得るので注意が必要です。
スマホ失明/対策その2
ブルーライトカット機能やメガネの使用
最近はブルーライトが目に悪影響を及ぼすといった研究結果も出てきていますね。
私の友人はある日、ブルーライトメガネを失くしてしまい、その日から書けないでPCやスマホを使用していたら頭痛や目が疲れやすくなったと言っていました。
逆にメガネをかけると、頭痛が起きるという知り合いもいましたが。
スマホやPC本体にもブルーライトカット機能が付いているハードが増えてきました。
もしいまお使いのデジタル機器に、ブルーライトカット機能が付いているようであれば、使用をおすすめします。
ちなみに今って、こんなに安くブルーライトカットメガネって出ているんですね。
スマホ失明/対策その3
明るい場所での使用を心掛ける
就寝前や部屋が暗い中でスマホを使っているといった話をよく聞きます。
目には明るい場所や暗い場所に対して「順応」という機能が付いています。
例を挙げると、明るい部屋を暗くした直後は暗くて見えないのに、少しすると見えてくるという、あれですね。
なので暗い中でスマホを使うということは、目が暗いのに慣れている状態なのに明るいものを見るといったアンバランスが生じます。
これは目に大ダメージを与える行為とのこと。
あとスマホを真っ暗な部屋で液晶が明るくなると相当な光を発します。
経験したことがある人も多いかなと。
その光を間近で見続けるというのは、目の酷使につながるのは当然だなと感じます。
スマホ失明/対策その4
スマホ、PC、テレビの使用距離を考える
ちょっと考えてみていただきたいのですが、スマホ、PC、テレビと使用する際の目との距離はどうでしょうか?
おそらくスマホが一番目に近い距離で使うことが多いのかなと思います。
そしてそんなスマホを使っている時間が長いと、必然的に目に与える影響も大きくなりますよね。
あと画面の大きさもあると思います。
近年のスマホは大きくなってきたとはいえ、限界がありますし、文字や画面が小さいと自然と目も画面に近くなります。
些細なことかもしれませんが、影響はあるのかなと。
スマホ失明/対策その5
適度な運動や遠く(自然)を見るようにする
運動をすると血流が良くなります。
ストレッチもいいのですが、例えば休憩中に行うのであれば、動かすということを意識した方がより効果的だと思います。
例えば腕を回すだとか、肩をすくめるといった感じですね。
そして遠く(自然)を見るというのは、自然(特に緑)にはリラックス効果や人間が最も見やすい色として緑が挙げられるので、目の保養になります。
そして遠くを見るということには、ピントを合わせる働きをもたらします。
普段から近くのものばかり見ているといつの間にか近くのものにピントを合わせるようになってきてしまうんですね。
そんな状況を緩和させてくれる効果があります。
この記事の引用はこちらを参考にさせていただきました。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はスマホ失明の真相と、その対策方法についてまとめてみました。
・中国でスマホゲームのやりすぎで永久失明に
・診断名は「網膜動脈閉塞」
・長時間の使用は避け、対策1~5のことを普段から心掛ける
ということでした。
今まで、一時的に目が見えなくなることを失明と言っていた記事はいくつも見てきましたが、今回本当に起きてしまったという衝撃をうけて、記事にさせていただきました。
まだ日本ではこういった事例はでていないようですが、デジタル時代のこの世の中ですし、いつ日本でも症例が報告されてもおかしくはないのかなと。
普段から気を付けるに越したことはないと思います。
健康第一ですしね、私自身も気を付けていきたいと思います。
こちら↓も良ければあわせてどうぞ。

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